リビルトパーツとリサイクルパーツの違い
「リビルトパーツ」「リサイクルパーツ」という部品はご存知でしょうか。
自動車修理をする際に用いる、部品の種類のことを指します。この2種類の違いを知ることで、より安価に修理コストを抑えることができます。
この記事を読むことで、それぞれのパーツの特性についてはもちろん、違いについても知ることができます。修理依頼する際に役立つ情報となりますので、ぜひ、参考にしてください。
【リビルトパーツ・リサイクルパーツとは】
自動車修理をする際に用いる、2種類の再利用パーツがあります。
それぞれの特徴について解説していきます。
・リビルトパーツとは
リビルドパーツとは、「中古部品を、新品に近い状態に再構築したパーツ」のことです。
廃車になった車から、再利用可能な部品を取り外します。不具合のある箇所を交換、再び組み立て直し整備します。
「分解・修繕・洗浄・再構築・検査」、この5つの工程を経たうえで、プロの目線でテストします。新品より安価で、リサイクルパーツよりも高性能であることが特徴です。
エンジン、ミッション、ドライブシャフトなどで使用されています。
・リサイクルパーツとは
リサイクルパーツとは、「廃車になるものを解体後、再利用可能なパーツを取り外し、もとの状態のまま使用する部品」のことです。リビルトパーツのように、一度バラして再構築するといった工程はありません。安全性や機能性など、入念にチェックしたうえで再販売されます。
リビルトパーツよりも低価格ですが、キズや使用感が残ります。
ボンネット、ドア、ハンドルなどで使用されています。
・パーツを再利用する理由
パーツを再利用することで、様々なメリットが生まれます。
中古車として買い手がつかなかった場合、廃車となりスクラップになります。ですが、自動車として機能しなくても、パーツに関しては使えるものが多いです。
再利用することで、環境面にもやさしく、なおかつ新品よりも安価にお客様に提供することができます。
【リビルトパーツとリサイクルパーツの違い】
・リビルトパーツとリサイクルパーツとの比較
以下が、リビルトパーツとリサイクルパーツとの比較になります。
| リビルトパーツ | リサイクルパーツ |
価格 | リサイクルパーツより高価 | 安価 |
品質 | 新品に近い | リビルトパーツより劣る |
見た目 | 良好 | キズ・使用感有り |
耐久性 | 高い | リビルトパーツより劣る |
特徴としては、リビルトパーツの方が優れたスペックを持っています。新品パーツとリサイクルパーツの中間がリビルトパーツと言えるでしょう。
車の買い替え時期が迫っているなど、手放す予定がある場合はリサイクルパーツでの修理。まだまだ、乗り続けたいといった時は、リビルトパーツの使用がオススメです。
【まとめ】
「リビルトパーツ」と「リサイクルパーツ」について、参考になったでしょうか。
自動車修理を行う場合は、新品部品の他に、上記の2種類があることを知っておくと良いでしょう。
吉澤商店は、リビルト商品をはじめ多種多様なリサイクルパーツを取り扱っております。
中古パーツの購入を検討した場合にはぜひ弊社にご連絡ください。